【新作】日本の伝統衣装である白無垢をお召になりませんか
今回はJUNOホテル日航立川 東京店に入荷した新作の白無垢のご案内いたします。
突然ですが白無垢とは?と聞かれると、
白いお着物ということ以外は良くわからない…と多くの花嫁様がおっしゃいます。
白無垢=表裏白一色で仕立てた和服。
古来日本では白を神聖な色としており、邪気を払い新しく生まれ変わるという意味を込めていました。
まさに結婚という新たなスタートに相応しい衣装です。
実は白無垢にも種類があるのはご存知でしょうか。
大きく分けると『純白』『オフホワイト』『アイボリー』の3種類になります。
『純白』はやや青みを帯びている白で肌の色が白く黒髪が映えやすいのが特徴です。
『オフホワイト』は純白に比べるとやや優しい仕上がりになり、日本人の肌に合いやすい色味とされています。
『アイボリー』はやや黄みがかっているのが特徴で肌が明るく見えます。
それぞれの色合いで印象が異なりますので、ぜひ実際にご試着されることをおすすめします。
次に白無垢には柄行も多くあります。
ここでは比較的多く描かれている柄行をご紹介いたします。
・鳳凰⇒平和の象徴。夫婦間の争いごとが起こらないようにという意味
・菊⇒不老不死や無病息災を願う
・桜⇒新しい門出
・松竹梅⇒長寿延命や子孫繁栄
・椿⇒幸福や繫栄、悪霊を払う
・鶴⇒長寿
・吉兆文様⇒唐草(つる草)が四方八方に伸びて絡み合うため、生命力の象徴
今回ご紹介する新作は、吉兆文様と椿の柄の白無垢になります。
KIMONO:白無垢00-4822
裏地とふきと呼ばれる裾の部分が赤になっております。
赤には邪気を払うという意味が込められています。
古来より厄除けや祭祀などにも取り入れられ、血や命を象徴させる色でもあり、
結婚式では赤は嫁ぎ先の血に染まる、生まれ変わるという意味も表しています。
赤と白の組み合わせは昔から祝い事に使用される伝統的な色で非日常を表しております。
白無垢に欠かせないのが、一緒に合わせるお小物。
筥迫(はこせこ)は江戸時代に化粧ポーチのような意味で使われていました。
夫への親愛の気持ちが込められており、身だしなみを整えいつまでも美しくあるために持つとされています。
懐剣(かいけん)は魔除けや自分の身は自分で守れるようにとの意味があり、昔武家の女性が護身用に身につけていたのが始まりとされています。
これから嫁ぎ先で家を守るために家族を守る意味でも使用され、本物ではなく飾り物の懐剣を帯の左端に挿します。
筥迫・懐剣:203-4533
帯揚げ:202-4305
半衿:203-3163
和装にあわせるアクセサリーはゴールドカラーを使用すると、よりモダンなイメージになります。
Accessory:005-8884(左)・005-8885(右)
日本古来の伝統的な白無垢の意味を理解することで、より想いを込めてお召しいただくことができます。
実際に試着された花嫁様もやはり和装は気持ちが引き締まるし、
ご両親に和装を着ること伝えると喜んでくれたというお声を多く頂きます。
ぜひ皆様も色味や柄行、お小物、アクセサリーなどこだわりをもって、コーディネートをお楽しみください。