幸せが舞い込む新作の色打掛

こんにちは。
ST.MARGARET dress slon by JUNOでドレスコーディネーターをしております藤村と申します。

本日は新作の色打掛についてご紹介いたします。
色打掛とは室町時代に始まり、武家の女性たちの正装とされていた装いが、今では婚礼衣装として花嫁を華やかに飾ります。
その昔、新郎様の自宅で結婚式は行われ、新郎様の家の軒先に飾られ、その家らしさを表現しておりました。
白無垢は「嫁ぎ先の色に染まる」などの意味があるのに対して、色打掛は「婚家の人になった」という意味が込められております。
色鮮やかな染め物や、丹念に織りを重ねた織物、職人技が光る刺繍など、伝統技術による格調高く華やかな装いをお楽しみ頂ける衣裳です。

こちらの色打掛は、吉祥文様である菊の花が描かれており、菊は不老長寿・無病息災の意味があります。
昔から高貴な花として着物に用いられ、季節を問わず一年中お召しいただくことが出来ます。

和装の婚礼衣装では珍しく花の柄だけで全体が構成されており、
花が沢山描かれている柄は、花の数だけ幸せが舞い込むという意味が込められております。
お召になるだけで、幸せな気分になれそうな1着でございます。

 

また着物自体の色味が優しい色合いのため、色打掛の下に合わせる色掛下も優しい色合いでまとめることで、統一感のあるコーディネートに。
ピンク色の筥迫・懐剣・半衿でまとめ、より柔らかい印象に。

 

色打掛:01ー5112

白樺の木を使ったDu Capの会場では自然光がたっぷりあたり、光沢感が輝き、
プラウンを貴重としたアンテークな雰囲気のPrinsecaでは淡い色が会場に馴染み、大人っぽい印象に。

洋館の中に和を取り入れることで大正ロマンの雰囲気も感じられます。
ぜひ前撮りの衣装だけではなく、お式当日のお色直しでもお召いただくと、
ゲストの皆様にとっても忘れることができない1日になるかと思います。

ぜひセントマーガレットウエディングのご会場で和装をお召いただいてみてはいかがでしょうか。
拝読いただきましてありがとうございました。