Wish for love and peace -世界の花嫁の幸せを願って-
日本の花嫁のお手伝いをさせて頂いている私たちですが、日本にウェディングの文化があることと同じように、世界中で心温まるそれぞれの文化があります。
それぞれを知ることで、お互いに幸せを喜び合える平和な世界になってほしい
その思いを込めて、今回はロシアとウクライナのウェディングスタイルについてご紹介したいと思います。
ロシアの結婚式
ロシアでは6月の結婚式が多いと言われています。日本とは気候が違い、ヨーロッパでは天候が良い季節なのだそう。ジューンブライド(6月に結婚する花嫁)は幸せになれる、という言い伝えはもともとヨーロッパからの伝承です。
挙式はシンプルに市役所での式典を行い、その分披露宴に数時間という長い時間をかけてお祝いするのだそう。披露宴が始まる前の儀式として、新郎母が持ってきたパンを新郎新婦が塩につけて食べる風習も。新しい家族を迎え入れる、という意味のあるこちらの儀式は「この味が人生最後の辛味であってほしい」と願いを込めて行われるそうです。日本の神社での挙式で行われる儀式「水合わせの儀」にもどこか似ていますね。
花嫁が纏う昔ながらの伝統的な衣裳は、サラファンと呼ばれる民族衣裳。様々なカラーがあるそうですが、結婚式などの儀式では赤いサラファンを纏うことが伝統的であったそうです。こちらも日本の白無垢のイメージに近い印象を覚えます。現在では白いウェディングドレスが主流になっているそうです。
ウクライナの結婚式
婚姻届を役所に提出する形で行われるか、教会での挙式も多いようです。
教会での挙式はミサのように牧師からのお話を聞くスタイルだそう。
結婚式の中では伝統刺繍が施された、ルシニクという布を新郎新婦で踏む風習もあります。
花嫁が纏う伝統衣裳ヴィシヴァンカに、頭にはヴィノクと呼ばれる伝統的な花のクラウンを。
ヴィノクはキリスト教が伝わるさらに前からの伝統とされているそうで、一目見たら忘れられないほどとても華やかな装飾です。
また、ウクライナには世界の花嫁から愛される現代的なドレスブランドもあるのです。
POLLARDI FASHION GROUP (ポラルディ ファッショングループ)
2012年にウクライナにて実の夫婦により設立されたこちらのブランドは、わずか数年間で大きく成長し
あっという間に国内のみならずヨーロッパ各国やアメリカ、中国でも多くの花嫁をファンに持つようになりました。現在ではウクライナで最大級の、またヨーロッパでも有名なドレスブランドとして知られています。
デザインはアイディアの段階から「ラグジュアリー」をキーワードに生み出されており、そのために手間暇をたっぷりとかけた手刺繍や、オリジナルで生産したユニークなレース、そして世界基準のクオリティのファブリック、そのどれもにこだわり抜いたドレスが魅力です。
POLLARDI FASHION GROUPとして、ラグジュアリーなテイストのPOLLARDI(ポラルディ)を筆頭に、フェミニンなテイストのIda Torez(イダ・トレス)、優しく優雅なテイストのDaria Karlozi(ダリア・カルロジ)、ヴィンテージとモダンを融合したLiretta(リレッタ)など、異なるテイストのラインからたくさんのコレクションを発表しています。
今では世界80カ国にパートナー企業を持つPOLLARDI FASHION GROUPは、まさに世界中の花嫁から愛されるブランドと言えるでしょう。
Instagram
https://www.instagram.com/pollardi_fashion_group/
どんな時代にも、お互いの文化を知ることで自分の良さ・相手の良さ どちらもを感じることができるのではと考えます。
世界の花嫁やその大切な方たちの幸せを また、愛と互いへのリスペクトに満たされた
あたたかい世界となることを、心から願っています。
※こちらの記事に掲載のドレスはJUNOでのお取り扱いはございません。