JUNO Original Dress誕生までのストーリー Part.2-
JUNO Original Dress誕生までのストーリーを2部に渡ってご紹介しています。
JUNO Original Dress誕生までのストーリー Part.1-はこちらから
今回は、前回のPart .1 に続き、いよいよ今回はオリジナルデザインのドレスが実際に形になります。
Process 2.トワールチェック
Process 1でできた案をもとに、本番の生地以外でトワールと呼ばれるドレスを実際に作成します。そちらでデザインをチェック、調整、最終確定していくプロセスが、トワールチェックです。
JUNO Original Dress:No. 03-20416
ここでのポイントは、本番の生地ではない為質感やドレスのボリューム感・色味などを想像しながらデザインを最終確定する必要があることです。例えば、ホースヘアーをドレスの表に貼るのか?裏に貼るのか?や、レースの幅や位置は?といったディテールから、全体的なバランスまで・・容易なことではなくここが大きな分かれ道となりますが、その分完成するドレスを楽しみにしながら、しっかりと花嫁様にお召しいただいたときの姿をイメージして、調整していきます。
JUNO Original Dress:No. 03-20416
Process 3.サンプルチェック
こちらが最後のプロセスです。ついに本番の生地でサンプルを作成をしてもらい、チェックしていきます。
サンプルでは製品としてほぼ完成した状態ですので、ここからの修正はできません。ですが、実際に届いたサンプルを見てみると・・
トワールとは違う素材なのでボリューム感やニュアンスがイメージと異なっていることや、チュールを重ねたときの色味やニュアンスがイメージと違うことも。
ものづくりをする中でこのようなことは切っても切り離せません。妥協はせずに何度でも、納得のゆくまで修正希望をお伝えしていきます。
JUNO Original Dress:No.04-12035 Mia
例えば、フリルが立上がりすぎていたり、生地の色の染め上がりによって色のコントラストが強すぎたり・・かなり前の段階に戻って作り直すことも。
このときにも、日本の花嫁様にどんな姿で、どんな気持ちで、どんな着心地で、お召いただきたいのか?自問自答しながら、根気強く制作担当の方とお話をしながら、そのドレスの完成まで向き合います。
JUNO Original Dress:No.04-12035 Mia
これまでにお伝えしてきた道のりを経て、心待ちにしていたオリジナルドレスがショップへ届きます。
今、ショップでみなさんのお目にかかるJUNOのオリジナルドレスたちはそれぞれ何人もの関わった人の手作業や思いを乗せて誕生しています。ぜひその情景に思いを馳せながらご試着をしてみてください。きっと愛を感じて頂けるのではと思います。
ドレスを通して、私達の思いがお客様に届けられれば、私達にとってもこの上ない喜びです。