多様性への取り組み
beyourself
画一的なものから、多様なものへ。
「美しさ」の定義を変えていく。
一生のうちで最も美しく輝くウェディングのシーン。本来ウェディングドレスは、一人ひとりの多様な美しさや内面の美しさを認め合い、表現できるものであるはずです。その一方で、市場に流通している多くのドレスが、海外の広告モデルに象徴される、ある種の画一的な「美しさ」を表現するものにとどまっています。これほど多様性が叫ばれている時代においても、本当の意味で個性の違いに向き合っているドレスブランド、ドレスショップは、まだほとんどありません。私たち自身、既存の広告によってつくりあげられてきた「美しさ」にとらわれてはいないか。体型の違いや、セクシュアリティの多様性などといった、お客さまの個性にどこまで応えられているか。自らに問いかけることから、本プロジェクトは始まりました。
誰もが自分らしく輝けるドレスラインを、
ゼロから立ち上げる。
私たちは今回、自分らしく輝く個性豊かなモデルの方々にご協力いただきました。リアルサイズモデルや義足のモデルの方、LGBTQ+を公表している方、同性カップルのおふたり。それぞれの方に、ご自身が考える理想の衣装について詳しくヒアリングを重ねながら、オリジナル衣装を製作しています。目指しているのは、ドレスはこうあるべき、タキシードはこうあるべき、といった既成概念にとらわれない、本当の意味での個々の「美しさ」を追求する一着。多様な美しさを表現することで、私たちはウェディングの衣装を通して、一人ひとりが美しく輝ける社会の実現に貢献していきます。また、完成した衣装はJUNOの店舗にてお貸し出し予定。本企画が結婚をむかえる方だけでなく、多くの方々にとって自分らしく生きる一助となることを願っています。